20201019 Make America Great Again
~これは「カテゴリー ⇒ 06 過去の投稿2020」にある文章を編集したものです。トランプ大統領は今も偉大なアメリカ合衆国の大統領です。
このアメリカを強奪したのがDS(ディープ・ステート)で、こいつらは「アメリカ」を徹底的に使い果たし、ボロボロになったところで国外に逃亡しようとしています。
「Living In America -James Brown-」 アメリカで生きていくなら、アメリカを守るしかない。~
~第1章 トランプ大統領~
トランプ大統領を必死にたたく連中がいる。また、日本でもそのような報道に踊らされて?、同様に批評する人がいる。
そんなことはどこ吹く風で、トランプ大統領はアメリカ国内で圧倒的人気を誇っている。
何故ここまでメディアに叩かれるのか?
何故ここまでアメリカ国民に支持され続けているのか?
私はトランプ大統領がアメリカ史上、最も偉大な大統領だと畏敬の念をいだいている。
何故かって?
簡単な話である。トランプ大統領が就任して4年間、この世界にアメリカ軍主導の戦争は一度も起きていない。2001年から続いていた「アフガニスタン戦争」も終結した。イランとの湾岸戦争危機も回避してしまった。
派手なパフォーマンスのみ見てトランプ大統領を「タカ派の戦争屋だ!」と批判する人もいるが、実際の行動はきわめて理知的で合理的なものである。
この偉大なるトランプ大統領が「Make America Great Again」のスローガンを掲げて闘われている。
アメリカに再び何をもたらそうとなさっているのか?
これを理解するためには少々歴史を遡らなければならない。
~ 第2章 世界人権宣言 ① ~
三匹の子豚は憤慨していた。子豚たちのお父さんが商業目的で屠殺、解体され、その肉が売り払われてしまったからだ。子豚たちはお父さんの無念を晴らすべく、養豚場ならびに屠殺業者を相手取り、監禁・殺人・死体損壊の罪で刑事告訴をしようと弁護士事務所を訪れた。
子豚「お父さんの無念を晴らしたく、一生懸命芋掘りして少しづつお金を貯めました。まだぜんぜん足りないかもですが、必死に働いてお金を作りますから、どうか裁判を引き受けてもらえませんか?」
弁護士「無理です。できません。」
子豚「なんでですか? 完全に犯罪じゃないですか? お金だって用意したのに・・・」
弁護士「お金はそこそこありますが、そもそも裁判ができないんです。」
子豚「な、何故・・・?」
何故子豚たちは裁判ができないのだろうか?
え?「豚が裁判できるわけねーだろうが!人間じゃねーんだから!」って?
そう考える人は歴史も、そもそも人権という概念もわかってないのだろう。
さて、子豚たちが訴訟を起こせない理由とは?
~P.S.~
私は「銀の匙」の「八軒勇吾」推しである。誤解なきよう。
~ 第2章 世界人権宣言 ② ~
裁判ができるのは、その人に「人権」があるからである。
「子豚には人権が無いのだから裁判ができないのは当たり前だろうが!」って?
ならば人間ならば当然裁判を起こせたのだろうか?
歴史を振り返ってみる。クリストファー・コロンブスがアメリカで虐殺行為を始めたころ、北米大陸には「インディアン」と呼ばれた人たちが1000万人も暮らしていた。
その後、大虐殺が繰り返され(Trail of Tears)、現在は26万人にまでなってしまった。
強奪したその地にアフリカから奴隷が運ばれ、強制労働を強いられ、皮膚が捲れるまで鞭で叩かれ、腐って落ちるまで木に吊るされた。でもこの人たちはまだ長生きした人たちである。
アフリカから運ばれた奴隷8000万人の内、大西洋上で命を落とした人が9割もいたからだ。
ここまでの虐殺を行った殺人者はもちろん死刑になったか?
答えは「否」である。このインディアンの人たちも黒人奴隷の人たちも人権を有していなかったため、裁判を起こす権利すらなかったからだ。そもそも人権がないので法律上、犬、猫と同じ扱いだったのである。
~ 第2章 世界人権宣言 ③ ~
「奴隷制度なんて大昔の話でしょ?」って?
第2次世界大戦が終わるまで、インドは100年間イギリスの植民地だった。インドネシアは300年間オランダの植民地だった。
植民地に住むほとんどの人たちには人権が許されていなかった。家畜同様の扱いで、16歳の女の子は道端でレイプされ、反抗的と思われた人たちは容赦なく殺されたのである。
本当ならば第2次世界大戦後、数百年間にわたりアジアは欧米の植民地となるはずだった。
それを打破したのが「日本」である。
戦後のGHQを主体とした統制的教育により日本は「罪深き国民」という刷り込みが徹底されたため、アジア諸国に「独立の種を蒔いた」誇りを見失っている。
第2次世界大戦直後に独立を果たしたインドではその指導者が「日本が無ければわれわれの独立は30年は遅れていただろう」とおっしゃっている。
インドネシアでは戦争が終わり、駐留していた日本軍兵が帰国すると同時に、オーストラリアに逃げていたオランダ植民地軍が再びインドネシアに戻り「またお前らオランダの植民地ね~」と笑った。
落胆したインドネシアの人たちを見かねた日本兵3000人が帰国を取りやめ、絶望的な「インドネシア独立戦争」を現地の人たちと一緒に戦いそして勝利した。この戦いで2000名もの日本兵が命を落とした。
今の中国を作り上げられた「周恩来」氏も日本で学ばれている。
~ 第2章 世界人権宣言 ④ ~
数多くの先達たちが命を落としながら、その気丈な精神を堅持され、「colonial power」を跳ね除けてくださった。
そしてついに、1948年12月10日 「世界人権宣言」が国際連合総会で採択されたのである。
なんと、世界中すべての人に等しく人権が認められたのはたった72年前のことだった。つまり、それまでは人権を有していない人たちは「子豚たち」と同様の扱いだったのである。
今では人権を持っていることすら当たり前すぎて忘れている人が多い。至極当然として。
しかし、人類史において、万人が人権を有している時間のほうがはるかに短く、そして皆が思っているよりもその所有権は脆いのである。
安○晋三とかいうノータリンがこう言っていた。「有事には人権を停止する」と。
先人たちが築き上げ、我々が当たり前と思っていることも、馬鹿の一存で一瞬で壊れてしまうのである。「ノー」と言わないことが、そもそも「知らない」ことがいかに危険か。
子豚たちが裁判を起こせないのは、「動物だから」ではない。「人権を有していない」からだ。
そしてたとえ人間であっても人権を剥奪されたなら裁判すら起こせないのだ。
72年前に漸く「人権保持」という基盤がなされた。だからといって差別や不公平が無くなったわけではない。どんなに努力してどんなに能力があっても、差別され、チャンスすら与えられず、まったく努力もしない輩に使役されるままだった。
「自由とチャンスの国」=「アメリカン・ドリーム」の概念を作り上げたのはいったい「誰」だったのか?
~ 第3章 公民権運動とJFK ~
この不平等、不公平に毅然と反旗を翻したのは「数多くの市民」である。そしてその重い旗を持つ重責を担われたのが「キング牧師」である。この人たちの闘いを「公民権運動」と呼んでいる。
1961年にこの闘いに敬意を表し、黒人に公民権を認められた英傑が、「ジョン・F・ケネディ大統領」であり、世界から戦争を無くそうと尽力なされた。ここでキューバ危機まで話すとあまりにも長くなってしまうのでまた別の機会にまわす。
たくさんの人たちの思いが国まで動かし、彼らが望む大統領が誕生した。「誇り高きアメリカ」はたくさんの市民により形作られた。
しかし、そのアメリカ市民の努力と誇りはすぐに踏みにじられてしまう。
市民とともに懸命に努力なさっていたケネディ大統領は1963年11月22日に頭を吹き飛ばされ、脳漿が散乱、殺害された。
この殺害計画を実行したのが当時のCIA長官ジョージ・ブッ〇ュである。
~ 第4章 ベトナム戦争 ~
ケネディ大統領が暗殺され、事態は一気に暗転してゆく。
1964年08月05日、ベトナムで「トンキン湾事件」が発生。これはケネディを暗殺したジョージ・ブッ〇ュら「ディープ・ステート(以下「DS」)」による自作自演だった。
これを口実にベトナム戦争にアメリカが本格参戦。
この頃のアメリカは徴兵制だった。いの一番に「赤紙」が回ってきたのは「公民権運動」の主力的存在の指導者たちだった。次々とベトナムの最前線に送られ、ほとんどが生きて帰ることは無かった。「公民権運動」はこうして潰されていったのである。
戦争は泥沼化し、アメリカ市民の誇りは傷つけられ、辛酸をなめさせられた。
このときに蜂起したのもやはり「アメリカ市民」だった。
「ベトナム反戦運動」が各地で勃発。とうとうジョンソン大統領を辞任に追い込み、戦争を終結させた。
~ 第5章 レイ・チャールズ ~
100円の有料記事にしてみました。下記のURLにて。
20201031 ~ 第5章 レイ・チャールズ ~ - ごまちゃんの世界史ノート (hatenablog.com)
~ 第6章 湾岸戦争からアフガニスタン戦争まで ~
またDSは自作自演を行った。それが「ナイラ証言」である。アメリカがイラクに戦争を仕掛ける口実作りに15歳の少女を起用し、演技をさせ、嘘をつかせた(現在ホンコンで同じ役割を演じているのが「アグネス・チョウ」である)。
誰も望んでいない「湾岸戦争」が勃発し、アメリカ市民が築き上げた「誇り」は無残に打ち砕かれた。数十万人のイラク市民が犠牲となり、深くアメリカを怨んだ。
そしてさらに自作自演は続き、次の自作自演が「911」である。この辺も説明するとかなりの量になるので割愛する。
そしてアフガニスタンに侵攻し、ついでにさらにイラクにも意味不明に侵攻した。「大量破壊兵器を持っているから」という強引な理由でフセイン大統領とその家族を殺したが、結局そんなものは無かった。
さらにアメリカ市民は期せぬ怨みを買い、さらに事態は悪化してゆく。
ジョン・マケ〇ンが金を融資していた「イスラム国」がシリアに侵攻し、数多くの市民が犠牲となり、難民として-30度のドイツの見知らぬ地で凍り付いて息絶えた。
「誇り高きアメリカ市民」の名声は地に落ち、たくさんの国々からの怨念の対象となってしまった。
さらにヒ〇リー・クリ〇トンでとどめ・・・
それを力技で押さえ込み、大統領として立ち上がった「虎」が「トランプ大統領」である。
~ 第7章 Make America Great Again ~
目が点になる(・ ・;)
70歳を超えて、ここまで人はパワフルでいられるものだろうか?
70歳を超えて、ここまで力技でねじ伏せ、悪ガキのような笑顔をする人は見たことが無い。
トランプ大統領はこうおっしゃっている。「その旗をよこせ。俺が掲げてやる!」と。
その旗に書かれている「Make America Great Again」というスローガンがアメリカ市民が渇望するそのものである。
この旗の下に集い、一緒に、陽気に、必死に支えているアメリカ市民に敬意を表するし、尊敬する「友人」になってもらえることを切に願う。