ごまちゃんの世界史ノート

私の目的はたった一つ。「日中戦争の阻止」である。故にこのブログを立ち上げた理由も私の行動も、全てここに帰結する。現在の強引な憲法改正論。考えてみてほしい。今すぐやることではない。コロナパニックなどで疲弊した経済、市民生活をどのように回復させるかが急務なのに、なぜ軍事費を過去最大にして、福祉を最小にしているのか。騙されていては全てを失う。故にまずは知ってほしい。

20201109 「デレク・リースの声」

20201109 「デレク・リースの声」

 

デレク・リースの声」

 

アメリカのドラマ、ターミネーター・サラコナークロニクルズでのひとコマ。

核戦争後のスカイネットと戦う抵抗軍兵「デレク・リース」は指導者ジョン・コナーの命を守るためジョンの学生時代にタイムスリップする。そこで任務のため陸軍士官学校に潜入。とあることから臨時教官を引き受けてしまう。新任教官として学生たちに挨拶した直後の学生とのやり取り。

 

学生「教官も戦場経験があるんですよね。たくさん殺しました?僕も将来精鋭部隊に入って英雄になりたいんです。」

 

デレク・リース「精鋭部隊か。殺した人数を競い合うなんてまるでゲームだな。
そういえばこんな楽しい日があったよ。同じ隊の者が銃撃戦で腹を撃たれたんだ。やつは6時間はらわたを抱えてた。仲間がそいつを背負って救護所まで運んだんだ。ただひたすらその仲間のはらわたを戻してもらおうと必死でな。
戦争はゲームじゃない。命のかかった戦いなんだ。お前ひとりの命じゃない。仲間達のものだ。 
お前達の戦いには人類の未来がかかってるんだ!」

 

学生は声も無く座りうつむいた。


傲慢な輩が高笑いした末の未来。
全てが崩壊し、荒廃した世界。生き残った人々が地下に隠れ、風呂に入ることも無く鼠を捕まえ食する日々。

 

そのときに漸く後悔する。そうなる前に後悔できる人は少ない。
我々が迎えるかもしれない未来。パラレル・ワールドのひとつ。

 

我々は今、そのパラレル・ワールドの門の前に立っている。
その門の向こうから声が響く。

「お前達の戦いには人類の未来がかかってるんだ!」

 

 


ごまちゃん  2020年11月 9日 (月) 12時20分