20201026 ~ 第2章 世界人権宣言 ④ ~
Make America Great Again
~ 第2章 世界人権宣言 ④ ~
数多くの先達たちが命を落としながら、その気丈な精神を堅持され、「colonial power」を跳ね除けてくださった。
そしてついに、1948年12月10日 「世界人権宣言」が国際連合総会で採択されたのである。
なんと、世界中すべての人に等しく人権が認められたのはたった72年前のことだった。つまり、それまでは人権を有していない人たちは「子豚たち」と同様の扱いだったのである。
今では人権を持っていることすら当たり前すぎて忘れている人が多い。至極当然として。
しかし、人類史において、万人が人権を有している時間のほうがはるかに短く、そして皆が思っているよりもその所有権は脆いのである。
安○晋三とかいうノータリンがこう言っていた。「有事には人権を停止する」と。
先人たちが築き上げ、我々が当たり前と思っていることも、馬鹿の一存で一瞬で壊れてしまうのである。「ノー」と言わないことが、そもそも「知らない」ことがいかに危険か。
子豚たちが裁判を起こせないのは、「動物だから」ではない。「人権を有していない」からだ。
そしてたとえ人間であっても人権を剥奪されたなら裁判すら起こせないのだ。
72年前に漸く「人権保持」という基盤がなされた。だからといって差別や不公平が無くなったわけではない。どんなに努力してどんなに能力があっても、差別され、チャンスすら与えられず、まったく努力もしない輩に使役されるままだった。
「自由とチャンスの国」=「アメリカン・ドリーム」の概念を作り上げたのはいったい「誰」だったのか?
~つづく~
投稿: ごまちゃん 2020年10月26日 (月) 20時35分