20201022 ~ 第2章 世界人権宣言 ① ~
Make America Great Again
~ 第2章 世界人権宣言 ① ~
三匹の子豚は憤慨していた。子豚たちのお父さんが商業目的で屠殺、解体され、その肉が売り払われてしまったからだ。子豚たちはお父さんの無念を晴らすべく、養豚場ならびに屠殺業者を相手取り、監禁・殺人・死体損壊の罪で刑事告訴をしようと弁護士事務所を訪れた。
子豚「お父さんの無念を晴らしたく、一生懸命芋掘りして少しづつお金を貯めました。まだぜんぜん足りないかもですが、必死に働いてお金を作りますから、どうか裁判を引き受けてもらえませんか?」
弁護士「無理です。できません。」
子豚「なんでですか? 完全に犯罪じゃないですか? お金だって用意したのに・・・」
弁護士「お金はそこそこありますが、そもそも裁判ができないんです。」
子豚「な、何故・・・?」
何故子豚たちは裁判ができないのだろうか?
え?「豚が裁判できるわけねーだろうが!人間じゃねーんだから!」って?
そう考える人は歴史も、そもそも人権という概念もわかってないのだろう。
さて、子豚たちが訴訟を起こせない理由とは?
~つづく~
~P.S.~
私は「銀の匙」の「八軒勇吾」推しである。誤解なきよう。
投稿: ごまちゃん 2020年10月22日 (木) 11時19分