ごまちゃんの世界史ノート

私の目的はたった一つ。「日中戦争の阻止」である。故にこのブログを立ち上げた理由も私の行動も、全てここに帰結する。現在の強引な憲法改正論。考えてみてほしい。今すぐやることではない。コロナパニックなどで疲弊した経済、市民生活をどのように回復させるかが急務なのに、なぜ軍事費を過去最大にして、福祉を最小にしているのか。騙されていては全てを失う。故にまずは知ってほしい。

20230806 遺伝子組み換え食品が何故危険なのか?

20230806 遺伝子組み換え食品が何故危険なのか?

遺伝子組み換え食品が危険なのは、端的に言うと「センターピボット方式」が原因ということになる。
https://kaitoo.net/lifestyle/center-pivot/
https://www.aflo.com/ja/contents/163156453
「これのどこが原因なんだよ!」と思われるかもしれないが、もうしばらく我慢して聞いてほしい。

このセンターピボット方式とは、直径1㎞もある円形の農地のど真ん中に井戸を掘って、その地下水を300~500メートルもある放水管に通して井戸を中心にくるくると時計の針みたいに回転しながら放水して水や栄養液を散布する方法である。
これは乾燥地帯で地下水が豊富な広大な地域で使われる農法で、かなりの農作物を生産できる。
この方式はいろいろ問題はあるが、これ自体は危険な食品を作り出さない。運用方法に問題があるのだ。

日本の農法は農地面積当たりの人件費が最も高い。人件費が高い分、農作物の値段も高くなる。
もし農業のこともろくに知らないビジネスマンが見たら、「非効率」の烙印を押すだろう。経営的に非合理的であると。もっと農地単位面積当たりの人件費を下げ、効率化すればもっと農業は儲かり、事業として成長・拡大ができるのだと。
そんな「おバカ」ビジネスマンが作り上げたのが危険な「遺伝子組み換え食品」である。
会話風にしたほうがその「おバカ」ぶりが強調できるので、下記に並べる。

おバカ:「おい、だれも使ってないこの砂だらけの乾燥した土地なら使用料がめちゃくちゃ安いぞ。ここで農業を成功させれば、一気にうちの会社は大会社に成長できる。」
従業員:「では、はやりのセンターピボット方式を用いましょう。」
おバカ:「初期投資は・・・、少し高いな・・・、まあいい、機械を導入して今年中に農作物を生産しろ。」
従業員:「あの~、従業員の募集はどうなっていますか?」
おバカ:「なに? センターピボットのアームは半自動で動く機械だぞ。お前とその部下4人でそれを運用しろ!」
従業員:「いや、相手は植物ですよ? この直径1㎞もある農地の管理を我々だけでは限界があります。」
おバカ:「てめーらは機械を操作していればいいんだ。そのメンテナンスくらい今の従業員で何とかしろ!」
従業員:「いや、だからですね・・・」
おバカ:「2か月後に視察に来る。種まきはもう済ませたな?あとは地下水に栄養液を混ぜて機械で散布すれば十分にトウモロコシが大きくなっているはずだ。また来る。」
従業員:「あ、社長!!」

~2か月後~
おバカ:「おうみんな、久しぶりだな。だいぶ日焼けしているじゃないか。さて、我が社の農地はどうなっている? ・・・なんだこれは? 雑草だらけではないか! どうしてこんなことに?」
従業員:「だから相手は植物なんですって! 都合のいい植物だけが育つわけがないじゃないですか。その時の気候でもっとも適した植物が先に繁茂してしまって、被度の大半を占めてしまうんです。」
おバカ:「ひど? そんなにひどいのか?」
従業員:「「酷い」じゃなくて「被度」です。雑草が農地の大半の面積を占めてしまうんです。」
おバカ:「ならば除草剤を撒けばいいじゃないか。そこにもう一度種を蒔いて機械で水を散布しろ。また2か月後に来る。」
従業員:「あ、あの、社長!」

~さらに2か月後~
おバカ:「おうみんな、なんか痩せたな。でどう・・・、何も実ってないじゃないか!! どういうことだ!」
従業員:「除草剤を撒いたら数か月は土がダメになって農作物なんて育ちませんよ。そんなことも・・、あ、いや・・。ともかく、除草剤を撒いてすぐには芽すら出ません。除草剤の効果が切れたら、農作物の芽の周りに強い雑草が繁茂してしまいます。その大事な農作物の芽をダメにしないように慎重に雑草を抜きとったりしなければならないから、農地に人が必要なんです。社長?」
おバカ:「ああ、私だ。ああ、そうだ。その研究所で作った種は本当にその強力な除草剤にも負けないで育つのだな? よし、それをうちの社の農地で使用してみよう。その強力な除草剤も50トン購入する。」
おバカ:「お前ら、来週届く「遺伝子組み換え」されたトウモロコシの種を蒔け。そして同じころに超強力な除草剤も届く。それを地下水に栄養剤を混ぜる際、規定量除草剤も混入させて機械で散布しろ。わかったな? 2か月後、また来る。」

~また2か月後~
後輩従業員:「先輩、気持ち悪いっす。あのスギナの根すら枯らした除草剤を散布しているのに、このトウモロコシ、すくすく育ってますよ・・・」
従業員:「ああ、異常だ。こいつら、毎日撒いている除草剤をたらふく飲み込みながら肥え太ってやがる・・・。こんなもの食用には絶対売れないぞ。というより、俺たちの腕とか首筋にできているこの異常な斑点って、この除草剤のせいじゃないのか?」
後輩従業員:「体調不良で他の従業員はみんないませんし、僕も体調的にあまり長くここにはいられません・・・。おかしいですよ。これ・・」
おバカ:「よお、久しぶり。飲みすぎか? 二人とも冴えない顔しやがって。おお、見事なトウモロコシじゃねえか。よし、これを収穫して市場に流すぞ!」
従業員:「社長。農業従事者として忠告いたします。このような安全性も確認していない異常な農作物を検査もなしに市場に流すことは許可できません。」
おバカ:「てめえ、だれにものを言っているか分かっているのか? そもそもこの農法なら農業経験があるかないかなんて関係ないんだぞ。そうだ、この周囲の土地を全てこのセンターピボット方式農場にすればもっと収穫されて、人件費もかからない素晴らしいビジネスになるぞ。この機械ならだれでも動かせるしな。半自動化されているからマニュアルさえあればな。お前ら、何時いなくなったって俺は困らないんだぜ・・・」

ということで、人件費を削減するために雑草を枯らす除草剤を散布しながら、その除草剤の雨の中、すくすくと育つ遺伝子組み換え植物はたっぷりとその除草剤を高濃度に細胞内に蓄積し、食べた人の、特に肝臓に蓄積されてゆくそうです。
https://cherish-media.jp/posts/9624

以上、遺伝子組み換え食品の危険性についてでしたm(_ _)m
お後がよろ・・・  全くよろしくない

 

~20230806 著~