ごまちゃんの世界史ノート

私の目的はたった一つ。「日中戦争の阻止」である。故にこのブログを立ち上げた理由も私の行動も、全てここに帰結する。現在の強引な憲法改正論。考えてみてほしい。今すぐやることではない。コロナパニックなどで疲弊した経済、市民生活をどのように回復させるかが急務なのに、なぜ軍事費を過去最大にして、福祉を最小にしているのか。騙されていては全てを失う。故にまずは知ってほしい。

20230801 エネルギー危機

20230801 エネルギー危機

最近になって何故エネルギー価格が高騰しているのか?
その因果関係も分からず、ただただ右往左往しても何の解決にもならない。
日本の技術力を正確に運用すれば、エネルギー価格を下げるだけではなく、一部のエネルギーを輸出品目に加えることすらできる。つまり「儲ける」ことさえできるのだ。
「では何故?」が今回のテーマである。

現在、日本の電力の大部分は火力発電所で作られている(およそ8割)。この火力発電所の燃料の大部分がLNG液化天然ガス)、石炭、石油である。中でもLNG液化天然ガス)が占める割合が大きい。

 
① LNG液化天然ガス)問題

日本のガスのほとんどがLNG液化天然ガス)で賄われている。さて、これが何故高価なのか?
LNG液化天然ガス)は「ガス」なので気体である。これを海外から日本に運ぶには一度液体に変えなければならない。そのために-162℃まで冷やし液体に変え、それを厳重なタンクに慎重に移し、タンカーで日本まで運び、地上のタンクに極慎重に移し、それを加工して初めてガス管に流すことができる。
・・・かなり面倒ではなかろうか?
しかも相手にしているのは揮発性が非常に高い可燃性のガスである。私のような素人や、ちゃらんぽらんな作業員が扱えば、間違いなく火の海になる。
ちゃらんぽらん作業員:「おっけ~、地上タンクにパイプ繋げました~! あれ~・・、このコック開くんだっけ?閉じるんだっけ? おやっさんに聞いたらまた「まだそんなことも覚えてないのか!」ってどやされるし・・・。 まあ、今日の運勢はイケイケだから、「開き」でしょう! 行ってみよ~!!」
ちゅど~ん(大爆発)
地上の1つのタンクが爆発すれば、近くに併設されているタンクも連鎖爆発を起こし、辺りは火の海になるだろう。そうならないための技術・安全管理には莫大な運用費が掛かる。
つまり、LNG液化天然ガス)を高価にしているのはそのガス自体の値段ではなく、加工・運用費にかなりのコストがかかっているからだ。
ではこのコストを大幅にカットすることはできないのか? 実をいうとほぼ無料にできる。
ロシア産の天然ガスをガスパイプラインで運ぶだけ。
ガスパイプラインのガスはそのままダイレクトに圧力だけでガス(気体)のまま運ばれる。このパイプラインは実をいうと北海道の北端「稚内」から東京まで敷設されている。あとは宗谷海峡の海底に海底ガスパイプラインを設置するだけ。これはたった半年で完成する。宗谷海峡の幅は50㎞しかないからだ。
サハリンの南端には日本の企業も参加しているサハリン2というガス会社がある。そこからガスを購入すると、ガス自体の値段が3分の1以下であり、-162℃まで冷やすようなコストなどが全くかからない分、たぶん今の5~6分の1の値段でガスを購入できるようになるだろう。
だ・か・ら、そうはさせじと「ロシアに経済制裁しろ!」と日本に脅しをかけているのがアメリカのDS(ハザール・ユ〇ヤ人・マフィア)である。
「自分たちの経営する関連会社からのみエネルギーを調達しろ。他から買おうなどとは夢にも思うな。わかったか? イエロージャップ?」

さて、このゴキブリ達がもう一つ脅しをかけていることがある。それは日本に眠る「メタンハイドレート」の使用禁止である。
日本は海洋面積では世界6位の圧倒的優位な立場にある。この広大な海底に眠る「メタンハイドレート(メタンガスの塊)」の総量は日本が使うエネルギーの1000年分に相当する。
これを掘削運用すれば、日本は全く海外からエネルギー資源を輸入しなくても良いし、さらに余った分を安定的に周囲の国に輸出することも可能である。
もちろん、これをすべて運用すべきとは考えていない。貯金と同じである。これだけのエネルギー貯蓄があれば、通常はコストの安い他国からの資源で運用し、何か危機的な事態(産油国の政情不安定、エネルギー価格暴騰パニックなど)の際に、足りない分を掘削し、周辺のエネルギー危機に陥りそうな国に安価に提供すればよい。
「情けは人の為ならず」。人を助ければ、その恩義に報いようと自分が困ったときには周りが助けてくれる。外交とはそうあるべきではなかろうか。

日本の政治家(ごきぶり)たちは、このゴキブリどもの言いなりにロシアに経済制裁を加え、言いなりに「メタンハイドレート」の運用を控えている。
そのおかげでロシアは日本に売る分のガスが余ってしまったか?
経済の血ともいえるエネルギーをロシアは安価に日本に提供するはずだったが、その「経済の血」を流す血管は日本の10倍以上の人口を誇る中国・インドに行き先を変えてしまった。経済が勃興しているインドではロシア産のガス輸入量を「5~10倍」にはね上げている。日本で使われるはずだったガスの量だけでは全く足りない量である。
つまり、日本がロシアからガスを買わないことでロシアが困ったことは全くない。ただただロシアに唾を吐きかけて怒らせ、そしてゴキブリ達の言いなりになって経済が困窮し、円の価値が暴落、そのために燃料価格が跳ね上がり、国民の生活が窮地に立たされて、一方的にやせ細っているのは日本である。
その体力が弱り切った日本の体は今やダニだらけである。中卒「ビル・ゲ〇ツ」に出来損ないトーテムポール「ストルテンベ〇グ」みたいなダニがうじゃうじゃと寄生している。こんなダニだらけの病弱でしかも恩義のかけらもない国にどこの国が救済の手を差し伸べてくれるのだろうか?

日本が「自分で決め、自分で責任を取る矜持」を回復したら、このガス価格暴騰の問題などすぐに解決してしまう。ロシアからガスパイプラインを引いて、メタンハイドレートを掘削・運用し、国内エネルギー価格を下げたところで、LNG液化天然ガス)の価格交渉を行い、十分採算の取れる値段で購入すればいいだけの話である。今それができないのは、ガスはLNG液化天然ガス)でしか賄えない状況に追いやられているから、それだけである。

② 石炭発電問題

最近の日本の石炭発電の技術は目を見張るものがある。石炭を用いた火力発電所で最初にイメージするものは「黒煙」を上げる煙突とそれから生じる「光化学スモッグ」である。
しかし、最近の石炭発電設備はその煙害を90%以上削減したクリーンな排煙システムと熱効率の良いシステムをさらに改良中だというのだ。まだ日本にはこのような技術という宝が残っている。
石炭は埋蔵量が最も多い資源で、至る所から掘削し、入手可能な資源である。他の化石燃料よりは多少二酸化炭素を多く排出するだけ。
利点としては、夕張炭鉱のような休廃止鉱山のような国内からでも資源を調達できるところにある。
これは安定的エネルギー調達・供給には欠かせない資源である。今は国内の炭鉱を掘削するより海外から輸入したほうが安価なため輸入に頼っているのだろうが、今回のようにいつ何時国際エネルギー価格の相対的暴騰が起こるか予見できない。
そんな時にエネルギー源のスタビライザーとして機能するのが「国内炭鉱」だろう。エネルギー危機となれば、国内の炭鉱の石炭価格も高騰する。すると十分に採算の見合う産業として機能し、国内エネルギー資源として活発に運用されるだろう。海外からエネルギー資源を買えないということは、それは日本の経済力が相対的に減衰したことを意味する。つまり、超不景気となっている。そんな時に国内で大量に雇用が生まれれば、景気の浮揚に貢献できる。
そして国力が復活し、また円が海外に対して強くなれば海外の石炭価格が相対的安価となり、石炭は海外から購入することがメインになるだろう。
この時にせっかく数年間インフラ投資もされて運用されていた国内産石炭は売れなくなり、大量のリストラ、倒産が相次ぐ。
それを安定的に運用するためには国内石炭価格を安定化させるシステムの構築が不可欠となる。
それが「外国産石炭の関税調整」と「国内産石炭の海外産石炭価格の差を税金で賄う」ことだ。
つまり、国内産石炭を掘削する事業を国営企業が運用すればよいのだ。こうすれば(嫌がる人も出るだろうが)、繁忙期(国内景気衰退期)には公務員やそのOB(60歳を超えても筋トレなど体を鍛えまくっている壮健な元警察官や消防隊員、自衛隊員など)を高給で動員することも可能になろう。そしてそれが国内景気浮揚に貢献する事業にもなる。
つまり、石炭発電はスタビライザーとして「国営炭鉱事業」を発足させるべきだということだ。そうすれば国内景気が良い時でも、事業自体は縮小しても消滅はしない。維持するにも無駄な税金は使われない。
当たり前だが、景気が悪い時に「公共事業」として国内にお金が大量投入され、景気が良く税収がしっかりあるときには事業規模を縮小し、そこで産出された国内産石炭に外国産とのわずかの差額を税金で割り当てるだけある。そしてそこに投入される人員も公務員とその壮健なOBたちであるので、言い方が大変失礼になってしまうが、全く無駄がない。
ん?「「壮健OB」はリストラされるだろうが!」って?
考えてみてください。国内の景気が良くなるときに規模を縮小するのです。景気が上昇中はそこら中で人材不足が起こります。そんな時にまだまだ壮健な経験豊富OBたちにはそこら中からオファーが殺到するでしょう。「リストラ」前にほとんどいなくなります(-_-)
 

③ 石油問題

日本の火力発電で使われる石油はあまり多くはない。意外なことだが。その使い道の多くが自動車などの内燃機関で使用される「ガソリン」である。
     実を言うとこの「ガソリン」、全くいらないのである。 
これは石油の歴史を俯瞰するとわかりやすい。

(1) 石油の黎明期
1855年:ランプとしての石油の使用
1859年:石油の採掘開始
1870年:ジョン・ロックフェラー(31才)、スタンダード石油を創業
19世紀中ごろまでは、明かりは鯨油のランプが主流だった。このランプの燃料と暖房(ストーブ)の燃料として石油(灯油)が使われ始めた。
この新しい石油売買に飛びついたのが、現在アメリカを牛耳っているDS(ディープ・ステート)の頭目、デ〇ヴィッド・ロックフェラー(2017年03月20日にくたばる)の祖父、ジョン・ロックフェラー(石油王)である。「スタンダード石油」を立ち上げ、強引な手法でライバル会社を潰し・合併し、その売買権を独占し、暴利を貪った。
ただし、ここまでの石油の使い道はランプの燃料とストーブの燃料のみである。つまり「灯油」である。石油(原油)を精製して取り出される灯油の成分は12%ほど。ガソリンは25%もとれる。
この時代、このガソリンは揮発性が高く、扱いにくく、なにより臭くて使い道が無かったので、産業廃棄物としてこっそりと川に捨てられていた。

(2) エンジン(内燃機関)の発達
19世紀終わりころ、エンジン(内燃機関)が普及し始め他の動力機関にとって代わり始めた。
しかし、この時のエンジン(内燃機関)の燃料はアルコール(バイオエタノール)であり、今でもこのバイオエタノールのほうが内燃機関として効率が良く、しかも環境にも優しいのである。
本来ならば、このバイオエタノール内燃機関が世界の基準となり、ガソリンエンジンのような空気を汚す環境破壊燃料など採用されるはずがなかったのである。
しかし強欲ジョン・ロックフェラーはこの内燃機関に産業廃棄物「ガソリン」を使うビジネスを思いつき、徹底的にアルコール内燃機関の普及を妨害しだした。
自動車が出現したときの燃料は100%アルコールであった。
アルコールを燃料に使うとエンジンの中は汚れず、排気ガスは水と酸素と二酸化炭素だけで、ガソリンのように一酸化炭素や窒素化合物は排出されない。またアルコールはハイオクであり、内燃機関の燃料としては価格を除くすべての面でガソリンより優れていたのである。
ゆえに内燃機関が登場してから始めの30年間はアルコールがエンジンの主要燃料であった。
アルコールは醸造することで誰でも簡単に作れるため、特に農家などでは手軽に安価に作ることができた。
ゆえに強欲ジョン・ロックフェラーはまずこのアルコール醸造権を奪ったのである。

(3) 「禁酒法」制定
このころの農家では、どこでも醸造機を備えていていくらでもアルコールが入手できた。
1919年に「禁酒法」が成立すると、このアルコール生成が禁止されたため、アルコールがまったく手に入らなくなり、アルコール内燃機関は一気に市場から消え、それに代わってガソリン・エンジンが普及していった。
実はこの禁酒法は産業廃棄物「ガソリン」を内燃機関の燃料とするためだけに制定されたものだった。何故そう断言できるのかって?
この禁酒法をよく調べてみるとおかしなことだらけである。禁酒法を制定した理由が、
「飲酒者が激増し、アルコール依存症が社会問題化していたため、アルコールを禁止した」
というものであったが、条文を見るとアルコールの販売を禁止するものであって、アルコールを飲酒しても全く罰せられないというものであった(-_-メ)
「アルコールを売ってはならないけど、いくら飲んでも大丈夫♪」と堂々と謳っていたのである。
つまり、アルコールの普及を邪魔する法律で、アルコール飲酒者を取り締まる法規制ではなかったのだ。アルコール依存は野放しだけど、アルコールの普及は徹底的に取り締まると。
その理由は「アルコール内燃機関」を潰すことだけだからだ。
この禁酒法世界恐慌(1930年)後の混乱期の1933年にちゃっかり廃止された。もはやアルコール内燃機関は完全に市場から消滅していたからである。
こうして環境にやさしいアルコール(バイオエタノール内燃機関は排除され、産業廃棄物「ガソリン」が内燃機関主要燃料として高額で取引されるようになったのである。

(4) バイオエタノールの台頭の徹底排除
しかし、今でもこのアルコール(バイオエタノール内燃機関の優位性は変わっていない。何より化石燃料ではなく、植物から生成されるバイオエタノールは大気中の二酸化炭素を1グラムも増やさない。大気中の二酸化炭素を吸収して、それを運用するのだから差し引きゼロになる。
もし温暖化対策として二酸化炭素排出量を制限しようとするのならば、まず議論となるのが産業廃棄物「ガソリン」の使用禁止とバイオエタノール内燃機関の採用であろうが、な・ぜ・か、環境問題の国際会議でこれが話し合われることはない。
それでも日本でも簡単に生成することができるバイオエタノールなのだから、大量に生成されてもおかしくない話なのだが、全くその兆候が見られない・・・  見られない?
実を言うと、2014年に秋田県川崎重工が40円/㍑のバイオエタノールの生成に成功したことを発表した。なんと使い道のほとんどない「稲わら」を発酵させてバイオエタノールを抽出することができるということだ。しかも他のセルロースからでも抽出可能なので、単なる雑草からでもバイオエタノールを安価に抽出できるという。これは雑草から「石油」を抽出できると言っているに等しい。
https://www.khi.co.jp/pressrelease/detail/20130530_1.html
これが何を意味するのか? それは東北・北海道が「産油国」になることを意味する。大農業地帯であり、国内のエネルギー燃料生産地帯となる。莫大な財源になるはずだった。
ところが、この発表の数日後に株主総会にて秋田県川崎重工の社長はクビになり、この計画は潰されてしまった。
DS(ハザール・ユ〇ヤ人・マフィア)の「オイ、ジャップ、ソレヲツブセ・・・」のゴキブリの一声で。

(5) 現在も施行され続けている日本の「禁酒法
東北地方でのロケ番組でタレントが地元の人達とバス内で会話していたことだが、青森辺りではリンゴは買うものではなく、貰うものだそうだ。周囲の人達に分けるということは食べられる形のリンゴが配られていることになる。規格外や、少し割れも入ったものもあろうが、地面に落ちた腐りかけのものを配ることはない。
リンゴ農家では、配る以外にも虫に喰われたり、育成不足だったり、地面に落ちて汚れたりと、配ることすらできないリンゴが大量に生産される。
このリンゴを集めて水などで洗った後に酵母菌などで発酵させれば大量のアルコール(バイオエタノール)が簡単に生成される。このアルコールでリンゴ保管庫の冷房システムを動かしたり、作業・運搬用の機械、自動車の燃料として活用すれば、大幅なコストダウンが可能になる。
同じように全国の農家が、あるいは庭に果実を植えているが摂るのも面倒で放置している家庭にいたるまで、それらからアルコール(バイオエタノール)を生成できれば、エアコンなどの冷却幾をそれで動かすことができる(今現在は室外機を電気だけで動かしているが、アルコール内燃機関で動く室外機を作ればよい)。類家庭用発電が可能になる。
こうすればポンコツ太陽光パネルによる似非クリーンエネルギーではなく、各家庭が自発的に緑化に取り組み、その太陽光をバイオエタノールというエネルギーとして使用、あるいは蓄積すらする。ポンコツ太陽光発電では馬鹿高いリチウム電池でも用意しなければ蓄電できない。
非常に安価にクリーンにエネルギー問題を改善できる。
パリでは中心部での緑化計画が進んでいる。観光のためだけでなく、住みやすい快適な空間を作り出すため。
日本の首都東京は濃化というバケモノの旗振りのもと、この真逆の方向に暴走している。都内全ての家屋に太陽光パネルを敷設することを義務付けたそうだ。そのうち都内を上空からみたら、ゴキブリの背中のように真っ黒く見えるだろう。
このゴキブリの背中に真夏の容赦のない太陽光が襲い掛かるのだ。たぶん都内は灼熱地獄になるだろう。エアコンで冷やす? 馬鹿か。室外機の熱は外に放出され、さらに大気温を上昇させる。45℃を超えたら、室外機は全く役に立たなくなる。真夏に地獄の猛火の中で都民が焼かれ、オフィス街が焼かれるのだ。どんなエコシティなのだろうか?

ん? 「夏さえ凌げば、太陽光発電パネルは暖房代わりにもなって経済的なんだ!」って?
馬鹿か?
2023年08月01日、真夏の関東の上空に寒気が流れ込み、猛烈な雨と、数時間に及ぶカミナリとそして大粒の「雹」をもたらした。
ヒートアイランド現象で灼熱となった都内に寒気が流れ込み、激しい上昇気流などで暴風となり、大粒の雹は都内の車のボンネットをボコボコに凹ませた。
車のボンネットは大半が頑丈な鉄でできている。それが1台の車で数十か所も凹んだというのだ。
その車の周囲に太陽光パネルを乗っけている家がたくさんあったろうが、雹は選んで車だけに当たったのか? んなわけあるか!
太陽光パネルはチタン合金で出来ているから、暴風で叩きつけられる大粒の雹でも傷一つつかなかったのか? アホか!
太陽光パネルは薄いガラス板のような構造である。そこに車をボコボコにする雹が叩きつけたのに無事なわけがない。しかし、リストカットニュースでは車の被害は報道しても、太陽光パネルがバキバキに割れたシーンは放送しない。たぶん都合が悪いからだろうが。
ゴキブリの背中と化した首都東京の上空に寒気が流れ込むたびにそのゴキブリの背中に容赦なく弾丸のような雹が叩きつけられ続けるのだ。台風が上陸するたびに薄っぺらい太陽光パネルは引きはがされ、くるくると上空を舞って、他人の家の太陽光パネルを直撃するだろう。
そのたびにその修理・交換代、人件費をすべてその家の家主が払うというのだ。設置を義務付けた知事やその恩恵を受けた太陽光パネル業者が無料で維持・交換をすべきなのに。
そんなもの10年続けて振り返ってみれば、どれくらいの被害を被り、どれくらいの無駄な出費を強いられたかが分かる。しかも太陽光パネルを設置するだけで、屋根などの耐久性が著しく低下・劣化する。その費用すら家主もちなのである。どこがエコ(経済的)なのか?

日本で許されている代替エネルギーというのはこのようなポンコツ非経済的なものばかりである。ならば格安で、しかもクリーンで貯蓄すら可能なバイオエタノール発電を推進すべきであろう。
が、このバイオエタノールは推進できない。日本には「禁酒法」が制定されているからである。

1953年:「酒税法」制定
酒(バイオエタノール)の製造を禁ずる。理由は無い。
製造するには免許が必要で、免許資格は年間6万リットル(350ml缶で17万本)以上製造すること。

つまり、一般家庭でバイオエタノールを生成することを国が堅く禁じている。理由もなく。
これは強欲ジョン・ロックフェラーが行った「禁酒法」と全く同じ目的のためである。一般家庭にバイオエタノールを作らせず、産業廃棄物「ガソリン」だけをありがたがって高額で購入させるために行った施策である。「酒税法」=「禁酒法」だったのである。
この「禁酒法」を取っ払い、企業がエタノール内燃機関の開発に着手すれば、エネルギー問題の3~4割を解決するに至る。太陽光パネルを設置する家庭は激減するだろうが。

太陽光パネルは別なところで活用すべきである。少なくとも高齢化しつつある都内の家屋の屋根ではない。
ホームセンターに行き、売ってそうで売ってないものがある。それが屋根瓦である。ホームセンターではDIYの商品が充実しているのにも関わらず、どの店でも屋根瓦だけは扱ってない。理由はそもそも屋根をDIYすることを想定していないから。
素人が屋根に上ることを企業として奨励できない。2階建ての屋根の上に登ってみれば分かるが、屋根の端から下を覗けば、落ちたらただでは済まないことを直感できる。かなり危険な場所である。
太陽光パネルはこの危険エリアに設置する。家主は自分の持ち家であるにも関わらず、決して踏み込むことのないエリアである。さて、家主はこれをどのようにメンテナンスするのだろうか?
最低でも野ざらしで5年間は設置するという。台風や雹の雷撃に晒される危険地帯で。
2年間でも無事でいられれば奇跡である。必ず不具合を生じる。これがラジカセなら電池を交換したり、ヘッドをクリーニング液で拭いたり、接触不良の部分を半田で修復できる。
しかし太陽光パネルは踏み込むことのできない危険エリアに野晒しにされている。修理などできない。その都度人件費を払って業者を呼びチェック・修復・交換してもらうしかない。とても経済的(エコ)な話ではない。
太陽光パネルは自己メンテナンスが可能で十分採算の見合う形式で使われるべきである。

石油問題は、国内で安価なバイオエタノール生成をすればすぐに解決する。日本中のエネルギー(主に自動車の内燃機関として)の4~5割をバイオエタノールで賄える環境を整えれば、くそ高いガソリンをDSの言い値で買う必要がなくなる。十分に採算の見合う値段を提示して、交渉により有利な値段で買えばよい。何故それができないか?
ガソリンでしか自動車を走らせられない状況に追いやられているからである。

④ エネルギー問題とは?

上記のように、エネルギー問題など今すぐにでも解決できる。我々が考えるべきは何故それができないかである。
・・・いや、それも考えるまでもない。
DS(ハザール・ユ〇ヤ人・マフィア)の軛(くびき)を破壊して、奴隷的洗脳思考の外に出ることである。
それだけで現在のエネルギー危機問題は全て解消される。

⑤ 皆さんにお願い

現代のほとんどの人がスマートフォンを持っている。そしてそれが極当たり前のことと思っている。それが昔からずっと使われていたように錯覚もしているのか?
25年前、まだポケベルからPHSに移行する時期で、誰もスマホなど持っていなかった。その時代に戻り、「俺はこれから手のひらサイズの電子手帳で電話して、世界中のあらゆるデータをパソコン画面よりも鮮明に映して閲覧し、テレビも見て、映画さえ見てやるよ。」と言ったらどうなっただろうか?
たぶん、だれもこちらを見ることもなかっただろう。頭のイカレタ人物として誰も関わらない。誰もそれが可能になるなど夢にも思わない。しかし、それからたった十数年後にスマホとして皆が手にしだした。
皆が今ある現在の基準・雰囲気で判断して、未来が今とは異なっているものになることを想像すらしない。
1903年ライト兄弟が空を飛んだことをしばらく誰も信用しなかったし、1947年にチャック・イェーガーが飛行機で音速を突破するまでは「音速の壁は超えられない」と偉そうな学者までが断言していた。
大半の人が今現在がこれからも延々と続くと思いがちである。一方で、常に未来はその「常識?」を突破してきた。
日本が1945年に敗戦を迎えるまで、大半の日本人は「アメリカに跪き隷属する未来」など考えもしなかっただろう。それが現実となり、絶望して戦後直後に自殺した文豪がどれほどいたか。
我々はその絶望した未来の日本で生まれ、生きてきた。そして大半の日本人がこの隷属状態が未来永劫続くものだと信じて疑わないようだ。
歴史を俯瞰してみると、同じ状態が続いた歴史など存在しない。常に変化を余儀なくされてきた。
今までDS(ディープ・ステート)がやりたい放題やってきた世界はそこら中が綻び、亀裂が走っている。このまま10年も持たない。そこに今まで屈辱的辛酸を嘗めさせられた人々が怒りを満ち満ちにして団結しだした。その総人口は地球人口の85%を超えている。
はっきり言う。日本のこの隷属状態はまもなく完全に崩壊する。断言する。崩壊させる。
皆さんにお願いしたいのは、崩壊する前から準備に取り掛かっていただきたいということだ。
崩壊した後に慌てて縄を撚るのではなく、崩壊とほぼ同時にスタートが切れるように。

東北・北海道の皆さん、特に若い世代の農家・酪農家の皆さんにお願いしたい。
今のうちから「バイオエタノール生成」の準備に取り掛かっていただきたい。農大なども参加して川崎重工などとも連携し、販売や運搬ルートの作成に至るまで、細部まで話を詰めておいていただきたい。もしその事業が崩壊直後に機能すれば、国内のエネルギー混乱はすぐに収束し、東北・北海道に巨大バイオエタノールカンパニーが誕生するだろう。

日本の中小の町工場の皆さんにお願いしたい。
今のうちからバイオエタノール内燃機関の設計を始めていただきたい。それは自動車から家庭用設備(エアコン・冷蔵庫など)に至るまで。巨大バイオエタノールカンパニーの安価で品質の良いバイオエタノールが安定供給されれば、日本の物流を支えるトラックなどの燃料はすぐにバイオエタノールにとって代わるだろう。その時に高性能なバイオエタノール内燃機関は飛ぶように売れる。最初の数年間でかなりの軍資金が手に入るだろう。それが世界基準にまで成長すれば、これまた日本にたくさんの本田宗一郎が誕生し、日本に活力のあるカンパニーが生まれるだろう。

日本の心ある政治家の皆さんにお願いしたい。
泉田裕彦議員や石井紘基議員(生きていて欲しかった(:_;))のような心ある議員の皆さんにご協力願いたい。「禁酒法の廃止」や「国営炭鉱事業の発足」、「石炭の関税調整」など、エネルギー分野で日本国内が安定するための法整備などを今のうちから準備・組織化しておいていただきたい。
また、ロシアからのガスパイプラインを引くためにロシアとの連携を密にしていただきたい。もしこのガスラインがうまく機能し始めても、ノルドストリーム破壊のような邪魔が入らないよう、密な連携が取れるようにしてほしい。

心ある皆さんにお願いしたい。
みんなで未来を創ろうと動き始めた途端、すぐに統〇教会のようなカルト工作員が内部に潜入して破壊・分断工作を展開するだろう。
その一人一人をチェック・情報収集し、ネットなどで袋叩きにしていただきたい。いわゆる「デジタル・タトゥー」をその工作員に貼り付け、その情報を皆で共有できるように。
その端末ががんじがらめになるころには、それを指示していた蛆虫どもも芋づる式に引きずり出されるだろう。そいつらはリヴァイアサンの歯牙にかかることになる。


未来はいつも変化する。良いほうにも、悪いほうにも。
未来は我々が作る。
想像してみてほしい。80歳になった自分を。
自分たちが作り上げた、自分たちが守り抜いた世界。子供たちがそこら中で笑い、わんぱく坊主が気勢を上げている世界を。
ベランダで日光を浴びているテーブルに置かれたグラスにコニャックを注ぎ、デッキチェアにもたれ掛かり、葉巻をくゆらせながら抜けるような蒼天を眺め、戦友たちとのんびり電話している自分を。

 

~2023年08月03日 著~