20220706 蛍の墓な世界
親兄弟は死に、疎開先で苛められ逃げ出して、たどり着いた東京では皆が配給待ちで他人を食べさせる余裕など無い。もちろん、クレープ屋やカツ丼屋など存在しない。
そこに降ってくる焼夷弾。数々の死体が転がる中、逃げ惑う。喉が渇いても自販機など無い。そもそも買えない。なんとか情報を得ようとスマホ?とうの昔にない。
絶望の中、ふらふらと歩き、公園にたどり着き、池の水をすくって飲む。池には何体もの遺体が浮かんでいるが、もはや気にも留まらない。
日中戦争になったパラレル・ワールドの世界。皆さんはここに行きたいのだろうか?
こんな中で「幸せに」暮らしたいのだろうか? その先に未来など無い。
日本ではこの世界の扉をこじ開けようと、たくさんの「愚か者」が奮迅している。まずは憲法改正で日本が中国に先制攻撃が可能になるように下準備をしている。
そのために憲法改正賛成派が大多数になるように与党だけではなく、野党勢力の中にも「憲法改正賛成」の新参政党を作らせ、さもいいことを街宣で言わせている。だから「さ〇せい党」なのである。
私は「日中戦争」を阻止するためにこのブログで文章を書いているし、出来ることは全力でやろうと考えている。故に、戦争を引き起こそうと躍起になっている「愚か者」の心情が理解できない。
日中戦争になって本意が叶ったとして、無事で済むと考えているのだろうか?このインターネットの時代、数々顔を晒した「愚か者」の過去の発言は当たり前だが世界中で記録されている。
戦争で家族を失った怒りは正確に「愚か者」たちに向かうだろう。その中で平和に暮らそうと考えているとしたら、一度脳神経外科を受診したほうがいい。たぶん脳みそが腐っている。
この「愚か者」たちに同調して、
「へへへ・・・、みんな死んじゃえばいいんだ・・ どうせ未来なんてくだらねえんだ~~ぁああああ!」
と叫んでいる輩は、何か心に障害があるのだろう。
もし脳みそが腐った「愚か者」でも「心神障害者(精神障害者ではない、造語)」でもないのに戦争に賛成する人がいるとしたら、それを理解することは私には不可能である。
~ 2022年07月06日 著 ~